
トピックス
トピックス
日本酒と和食の至高のペアリングをお楽しみいただくイベント「おさけの会」。
埼玉県 北西酒造さまより、営業の荻野様をお迎えしての「おさけの会」でした。
以前スタッフで蔵見学に行かせていただいたことからのご縁で、今回の開催が叶いました。
鑑評会の出品酒の大吟醸。
お米の旨味や上品な甘み、華やかな香りを楽しめます。
まずはこの至高の「文楽」で乾杯。
爽やかな甘味と酸味を感じつつ、後味のほどよい苦みとともにキレます。
「博多」は、博多織(はかたおり)の縞模様に由来しており、食材を交互に並べて模様のように見せる料理手法にこの名が付きます。
創業当時からの銘柄「文楽」を、若手チームが新しい感覚で造り上げた「Bunraku Reborn」。
こちらは発泡感のあるおりがらみの一本。
この日のベストおかわり賞でした。
「Rain Drop」は、瓶を回転させたときのオリの様子をあらわしているそうです。
筍真丈を包んできゅっと搾った「茶巾」を、カラッと揚げました。
「Bunraku Reborn Rain Drop」のガス感がほどよく油を切ってくれるため、それぞれの良さをしっかり感じられるペアリングです。
雄町を使ったフレッシュで上品な仕上がり。
コクもありつつ、彩來の特徴である上品な酸味も感じられます。
幅広いお料理に合う味わいということで、様々な味が楽しめる前菜とともにお召し上がりいただきました。
「この葉っぱ?は食べられるの?」と話題になったのが、若桃甘露煮を包んでいる薄い葉っぱ。
これは山葵の葉っぱなんです。
食べれないことはないですが、あくまで今回は夏らしい爽やかさを演出するためにご用意したものでした。
「順才美味酢」で順才とともにご提供したオクラは、一個一個料理長が種をくり抜いた実は手間暇かかった一品です。
彩來もBunraku Rebornも、ラベルやボトルが本当にお洒落でスタイリッシュですよね。
「Sara the starry night 」シリーズのこの「Vesper」は、アルコール度数が14度と低めに造られた一本です。
彩來の特徴の甘味や酸味もありつつ軽やかなので、この暑い時期に飲みやすい味わいです。
この時期のカンパチは脂がのっていてすごく美味しいんです。
今回はそんなカンパチを、様々な薬味とともにカルパッチョ風にしました。
薄造りにして薬味とともにいただくことで、脂をくどく感じることもなく爽やかに最後までいただけます。
口当たりのまろやかさとフレッシュ感、両方をお楽しみいただけるBunraku Rebornの奥深さが光ります。
初夏の風物詩の鮎、ご提供したときに今回一番喜んでいただけたお料理だった気がします。
爽やかな辛みと酸味で魚の生臭みを消してくれる蓼酢とともにお召し上がりいただきました。
「赤磐雄町(あかいわおまち)」は、岡山県赤磐市で栽培される酒米「雄町(おまち)」の中でも特に高品質。
そんな米を使用したこの「The Polar」は、洗練された仕上がりと高品質な原料の証として首元に白いリボンが巻かれています。
「日本酒のボトルを取っておくのは(場所的に)大変だから、リボンなら残しておきやすい」という側面もあるそうです。
ジューシーな神威豚を、数種の香味野菜と、とろろ昆布とともにご提供。
「The Polar」のきれいな味わいと奥行きが寄り添ってくれます。
この日(2025年6月14日)時点でまだ未発売だった新商品を、おさけの会のためにいち早くご用意いただきました。
「S」は彩來の頭文字、「’s」は「エッセンス」の意味だそうです。
「彩來」のブランドでは初めての特別本醸造。
彩來のコンセプトである3つの要素“上品な香り・みずみずしい甘さ・シャープな酸”を新たな機軸で構成し、より軽やかで後味にキレのある味わいとなっています。
当日は雨も降り気温も高くじめじめした天気だったので、冷たいお蕎麦の爽やかさが嬉しかったです。
梅が練りこまれているので、麵がほんのりピンク色。
〆につるっと食べれちゃいました。
ご参加いただいた皆様、北西酒造よりお越しいただいた荻野さま、改めてありがとうございました。
今回は久しぶり(約3年ぶり)の赤坂店でのイベント開催でした。
蔵見学にお邪魔した時から、いつか北西酒造さまとイベントができたらなあ、と思っていたので、今回開催に漕ぎつけてまず嬉しかったです。
鑑評会出品酒である「文楽 大吟醸 袋吊り 中汲み 無濾過原酒」は、わずか50本ほどしか造られていないなかの2本を、今回おさけの会のために特別にご用意いただきました。
「The Polar」は今期で一度造りを最後にするとのことなので、最後にイベントで皆様にご提供出来て良かったです。
ボトル(リボン含む)が中の人一番のお気に入りです。
発売前だった「彩來 S’s 無ろ過生原酒」は、仕込みの進捗具合でもしかしたらイベントに間に合わないかも・・?なんて可能性もあったのですが、無事に間に合うとのご連絡をいただいた際はほっとしました。
いち早く、というより、恐らく最速で飲めるイベントだったのではないでしょうか?
今回ご参加いただいた皆さまの多くが、「実は埼玉のお酒はあまり飲んだことがなかった」と話されていました。
が、会の終盤には「これからは埼玉のお酒を選びます!」と宣言する方まで登場するほど、北西酒造の酒は大好評。
単体でじっくり味わってもよし、和食と一緒に楽しんでもよし──
バランスの取れた味わいが、参加者の心をしっかりつかんでいました。
“彩來”や“Bunraku Reborn”を通じて、日々進化を続ける北西酒造。
これからの展開にも、ますます目が離せません。