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【おさけの会】KT酒米プロジェクト × 和食日和おさけと品川

2026年7月11日(土)18時
和食日和おさけと品川店にて、おさけの会を開催いたしました。
想定を上回る多くのお問い合わせをいただき、開催前から大きな反響をいただいた今回のイベント。

今年は、プロジェクトの集大成となる最終年。
以前からプロジェクトを応援しているファンの方をはじめ、
今回のイベントをきっかけに初めて知った方にもお越しいただきました。

当日は、KT酒米プロジェクトのみなさまに加え、日本酒インフルエンサーのいとみゆさまにもご参加いただき、
それぞれのお酒の個性や造りについてはもちろん、プロジェクトについてもじっくりお話いただきました。


KT酒米プロジェクト

2023年、愛知県で開催された「亀崎酒蔵祭」にて「酒蔵だけでなく、酒米を育てる農家にも光を当てたい」そんな思いから始動したプロジェクト。

インフルエンサーとしても活動している
愛知県の農家のKTさんが育てる酒米「夢吟香」を敷嶋・義侠・二兎の3蔵がそれぞれの技術で醸すという新たな挑戦を通して、”米作りの未来を考えるきっかけになる”ことを目指しています。

2024年(1年目) はじめての挑戦
3蔵が同じ酒米&同じ精米歩合55%で酒造りに挑戦。

2025年(2年目) 夢吟香を味わう酒造り
KTさんが作る夢吟香を最大限に味わうために、精米歩合を77.7%に。
新たな価値観の表現に挑戦しました。

2026年(3年目) やったことのないことに挑戦
最終章の挑戦は3蔵がそれぞれ挑戦したことのない酒造りに挑みました。

敷嶋:蔵付き酵母の使用

義侠:6号酵母を使用し、二段仕込み

二兎:協会7号酵母の使用

参加蔵

伊東株式会社 (敷嶋)

2000年に一度廃業したものの、21年の空白期間を経て復活した酒蔵。
「酒蔵復興から街の復興へ」をいう想いを掲げ、日本酒造りだけでなく、地域の文化や食・人が集う場所づくりにも挑戦しています。

山忠本家酒造株式会社 (義侠

江戸時代から酒造りを続ける酒蔵。

「良い酒は、良い米から」

という信念のもと、契約栽培による酒米づくりを大切にし、生産者との深い信頼関係を築いています。

丸石醸造株式会社 (二兎

330年以上の歴史を持つ酒蔵。

「二兎追うものしか二兎を得ず」

をコンセプトに、相反する2つの要素を1つのお酒に表現する酒造りを続けています。


お料理と日本酒のご紹介

この日のためにご用意した特別コースとともに、
各蔵のKT酒米プロジェクトのお酒と定番酒をお楽しみいただきました。

先附:蒸し鶏と素麵かぼちゃの胡麻酢掛け
前菜五種種盛り
造里:本日の鮮魚 三種盛り
焼物:総州白王豚もろみ醤油焼き
煮物:冷製 焼鮎と冬瓜の炊き合わせ
揚物:鱚と夏野菜の天婦羅
食事:農家のKTさんのあいちのこころ
   手巻き握り飯

敷嶋 特別純米 山田錦 無濾過生原酒
義侠 純米原酒60% 特別栽培米 
二兎 純米吟醸 出羽燦々 五十五
二兎とKTとあいちのおこめ
敷嶋とKTとあいちのおこめ
義侠とKTとあいちのおこめ

会の前半は、まず三つの酒蔵それぞれの個性を感じていただける定番酒をご用意。
お料理とともに、各蔵を代表する味わいをお楽しみいただきました。

二兎 純米吟醸 出羽燦々 五十五

洗練された軽快な口当たり。
ゆったりと舞う濃密な甘旨味の底に爽やかで瑞々しい酸味もあり、「二兎」のコンセプト通り、重厚で軽やかな味わいの二面性を感じられる一本です。


前菜五種盛り

・アボカド豆富
・つぶ貝含め煮
・白瓜塩昆布和え
・茶豆塩茹で
・甘海老糀漬け

敷嶋 特別純米 山田錦 無濾過生原酒

アルコール度数18度。
山田錦特有の旨味ときめ細やかな酸と、繊細なお米のおいしさが口いっぱいいに広がる、存在感のあるお酒です。


義侠 純米原酒60% 特別栽培米 

兵庫県東条産特A地区の田んぼで、化学肥料や除草剤の使用を控えて栽培された山田錦を使用したお酒。
穏やかな香りに、透明感、そしてしっかりとお米本来の旨味が楽しめる、味わい深い一本です。


コースの後半からは、今回のプロジェクトで生まれた日本酒をご紹介。
同じ酒米を使用しながらも、
それぞれの蔵の個性や造りによって異なる味わいに仕上がったお酒を飲み比べていただきました。

また、当日に向けておさけと品川の料理長と店長が事前に一銘柄ずつ試飲を行い、
それぞれのお酒の香りや味わいを確かめながら、
魅力をより一層引き立てるお料理とのペアリングを考案しました。

「二兎」は、甘みと酸味のバランスの良さが白王豚の上品な甘みと調和すると考え、焼物と一緒に。
「敷嶋」は、豊かな香りと旨味が焼き鮎の心地よい苦味をすっきりと流してくれることをイメージし、炊き合わせとともに。
「義侠」は、みずみずしいフレッシュ感が揚物と合わせることで、油分を心地よく切り、次のひと口へと誘う組み合わせに仕上げました。


最後のお食事は農家のKTさんが育てた「あいちのこころ」を使った手巻きおにぎり。
お米本来の甘みや香り、豊かな味わいを存分に感じていただけるよう、あえてシンプルなおにぎりに。

三種類の具材とともにお楽しみいただきました。


会の最中には、KTさんと各蔵元の皆さまがそれぞれのテーブルを回り、
当日提供した日本酒の特徴や、プロジェクトに込めた想いなどをご紹介くださいました。
造り手のみなさまから直接お話を伺える、貴重な時間となりました。

また、会の中盤には、いとみゆさんの司会によるトークショーも開催。
「お酒とお米」それぞれを軸に、今回のプロジェクトが始まったきっかけや、
それぞれの立場から見た酒米づくり・酒造りについて、たっぷりとお話しいただきました。


おわりに

今回の「おさけの会」は通常のように、1つの酒蔵をお招きする形ではなく、
3つの酒蔵と米農家さんが取り組んできたプロジェクトをご紹介する特別な会。

それぞれの酒蔵についても、プロジェクトについても伺いたいことが尽きず、いつも以上に時間があっという間に感じられる、盛りだくさんのひとときとなりました。

3年にわたって取り組まれてきたプロジェクト。
その最終章となる大切な機会に、「和食日和おさけと」でイベントを開催していただけたことを、
スタッフ一同大変うれしく思っております。

ご参加いただいたみなさま、
そして素晴らしい時間をつくってくださったKT酒米プロジェクトのみなさま、
開催にあたり多大なるご尽力をいただいたいとみゆさん、
本当にありがとうございました。

3蔵によるプロジェクトは今年で一区切りを迎えますが、
来年からは伊東株式会社(敷嶋)とKTさんによって、その取り組みが引き継がれていく予定です。
これからどのようなお酒が生まれていくのか、今後の展開にもぜひご注目ください。

和食日和おさけとでは、これからも日本酒の魅力と蔵元の想いをお届けするおさけの会を開催してまいります。
またみなさまとお会いできる日を、スタッフ一同心より楽しみにしております。


今後のおさけの会

開催予定
8月22日(土) 高畠ワイナリー in 神楽坂

9月12日(土) 白杉酒造 in 品川

9月26日(土) 稲とアガベ

10月17日(土) 来福酒造

10月24日(土) 西酒造

11月7日(土) 八海醸造

11月28日(土) 吉乃川

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