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日本酒と和食の至高のペアリングをお楽しみいただくイベント「おさけの会」。
今回は180年以上の歴史をもつ新潟県長岡市摂田屋に位置する 長谷川酒造より、長谷川裕子さまをお迎えいたしました。
プレミアムな「越後雪紅梅 しずく取り大吟醸」や、Kura Master金賞受賞の「越後雪紅梅 純米大吟醸 越淡麗仕込」など華やかな銘柄はもちろん、
普段なかなか出会えない「純米吟醸 中取原酒(越淡麗/五百万石)」の飲み比べも大好評!
さらに、夏を彩る「越後雪紅梅 四季を旅するお酒 長岡の花火」で、爽やかなひとときもお楽しみいただきました。
開栓した瞬間に届く華やかな香りが印象的。
「しずく取り」とは・・・
まず、もろみ(発酵が終わった酒粕と液体が混ざった状態)を布袋に入れ、タンクや専用の設備に吊るします。
そこから自然に滴り落ちる“しずく”だけを集めたものが「しずく取り」の日本酒です。
機械による圧力を一切かけず、重力の力だけで自然に落ちてくるため、最も雑味が少なく、繊細でクリアな味わいが特徴です。
鯛づくしの一品目。
鯛の真子、白子は3~5月の産卵時期である春が旬です。
生姜の風味が効いたほろほろとした食感の真子、クリーミーな白子、そして優しい味わいの潮汁。
一杯目からお酒がぐいぐいすすみます。
新潟県の酒造好適米「越淡麗 」で醸した吟醸酒。
すっきりとした辛口のお酒には揚げ物がよく合います。
色とりどり、様々な味わいが楽しめる前菜は毎回ご好評をいただいております。
「一心」は、ワイングラスでおいしい日本酒アワードの金賞酒。
米のふくよかな旨みとキレのある後味が特徴的です。
Kura Masterで金賞を受賞したお酒。
ほのかな甘みと爽やかな吟醸香、穏やかな余韻が広がります。
長岡市産の越淡麗を40%まで磨いている逸品です。
お造りは平目の薄造り、鮪、真鯛をご用意。
平目はポン酢と紅葉おろし、鮪と真鯛はお醤油で。
美しい薄造りはお客様から大好評でした。
すっきりとした味わいの夏限定酒。
お肉や初鰹の旨味を引き立ててくれます。
この「四季を旅するお酒」のラベルは、長谷川酒造と同じ長岡市にお住いの画家の「もり としのり」さんの書下ろしとのこと。
長岡の町をのんびり旅する2匹の猫(たびねこ)が描かれたラベルシリーズとなっています。
中の人は秋のラベルが推しです。お弁当を貰おうとする猫ちゃんがかわいい。
毎シーズンこのお酒が届くたびに「かわいいなあ」と、にこにこラベルを眺めてしまいます。
▼四季を旅するお酒
https://sekkobai.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2375291
上槽の際、最も酒質の安定した中取り部分だけを瓶に詰めた米違いの二種を飲み比べ。
どちらも限定酒で、イベントや販売会などの機会がないとなかなか飲むこのとできないというレア酒。
こちらの味わいはご参加されたお客様だけの秘密・・・。
純米吟醸酒を瓶に詰め、温度0度、湿度90%の雪蔵で貯蔵し熟成したお酒。
この雪国ならではの貯蔵法により、まろやかで奥深い味わいにお酒が変化します。
優しいお出汁の旨味と塩辛の塩味のバランスが絶妙なお茶漬けで締めです。
改めて、ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた長谷川酒造さま、ありがとうございました!
当日周辺は神田祭で文字通りお祭り騒ぎだったので、イベント直前まで「よー!!」「わっしょい!!」なんて元気な声が店内まで聞こえてきていました。
1842年(天保13年)12月15日創業、年だけでなく日にちまで創業日が分かっているというのは恥ずかしながら初めて知りました。
御神酒造りを願い上げが許された日ということで長岡藩の酒造御用記に記録が残っているそうです。
今回、「おさけの会は初めて」というお客様に多くご参加いただきました。
最初は皆様緊張されていらっしゃるようなご様子でしたが、お酒がすすむにつれて会話が弾む弾む。
とても和気藹々とした空気間で、楽しんでいただけているのが分かり、ほっとしています。
「また次の会で会いましょう!」なんて素敵なお声掛けまでお客様同士でしていらっしゃり、大変嬉しい気持ちにさせていただきました。
お酒はプレミアムなものから季節もの、レア酒まで幅広くご提供できたので、長谷川酒造さまの魅力をたっぷりお伝え出来た会になったのではないでしょうか。
私は、しずく取り大吟醸を開けた瞬間の香り高さが数日経っても忘れられません。
お料理は料理長が直前まで調整してくださり、先に告知していた内容よりも更にもりもり豪華になりました。
神保町店はお席のみのご予約をいただくことが多いお店ですが、コース料理もこだわっていますので、ぜひ皆さん普段の神保町店にもお越しくださいませね。
またどこかのおさけの会で皆様にお会いできますように。