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〔おさけの会〕「利他」神田豊島屋×おさけと神保町

2024年 2月17日

東京都 神田豊島屋の社長 木村さまをお迎えし、
おさけの会を開催いたしました。
豊島屋さんのファンから、おさけの会の常連様、
お酒の会は初めてという方までご参加いただきました。

昨年10月には杜氏の田中さまにお越しいただき「屋守の会」を実施しましたが、
今回は神田の居酒屋でしか飲めない「利他」をメインとした会でした。

2023年10月14日「屋守」の会 inおさけと霞ヶ関

まずは「利他」の純米大吟醸で乾杯。
青いボトルに蓮のラベル、テーマは「水」とのこと。
爽やかな香りと、やわらかい米の旨味を楽しめます。

前菜八種盛り合わせと「利他」

「利他」特別純米 無濾過生原酒

提灯のラベルのこのお酒、実は神田にある居酒屋でしか飲めません。
今回は、冷酒、38度程度のぬる燗、飛び切りと冷酒のブレンドなどなど、
木村様オススメの飲み方を様々ご紹介いただきました!
(スタッフからはぬる燗がとくに好評でした)

熱燗をつけていただいている様子

こちらはお造りの寒鰤の塩叩きとともに。
神保町名物のお醤油餡に絡めても良し、
素材の味を活かした塩叩きそのままの味を楽しんでもまた良しでした。

利他の提灯ラベルとお造り「寒鰤の塩叩き」

「屋守」の3酒

「純米おりがらみ 生」

「屋守」純米おりがらみ生
真鱈のソテーと蟹クリームコロッケ

しぼりたての生酒らしいフレッシュ感と、おりがらみ故の旨味、そしてきれいな酸が感じられます。
10月の会ではお出しするお酒に含まれていなかったこちらのお酒、この時季ならではの逸品でした。

「純米 無調整 中取り生」

【「屋守」純米 無調整 中取り生】と馬鈴薯の摺り流し

日本酒は「あらばしり(搾りはじめの部分)」「中取り」「せめ(搾り終わりの部分)」と、
搾る段階によって呼び名が変わります。
「中取り」は、この中でも最もバランスが取れていると言われている部分です。
屋守シリーズの王道なこちら、リピーターさんも多いとのこと。
(ちなみに10月のおさけの会でもこちらのお酒、ご提供いたしました)
クリーミーな味わいの馬鈴薯の摺り流しとともに、お召し上がりいただきました。

「純米無調整 荒責生」

【屋守 「純米無調整 荒責生」】と、はかた地鶏の水炊き

「荒責(あらぜめ)」は、先ほどご紹介した「中取り」以外の2つ、
「荒走り」と「責め」をブレンドしている非常に珍しいお酒です。
お出汁のしっかり効いた水炊きと一緒にいただくと、
キレの良さとほんのりとした甘みがより際立ち、思わずぐいぐい飲んでしまいそうになります。
ご参加いただいたお客様の中には、特にこの荒責のファンという方もいらっしゃいました。

十右衛門 純米無濾過原酒

【金婚 十右衛門 純米無濾過原酒】と、お食事

日本酒のラストはミラノ万博サテライトイベント「ミラノSake Week」にも出品された
こちらの「十右衛門」。
濃厚な旨味とキレのある酸により、しっかりとした味わいが印象的です。

豊島屋の「白酒」

白酒と甘味「珈琲羊羹」

白酒とは、もち米とみりんを石臼でひいた、白く濁った甘いお酒です。
江戸時代より、3月3日のひな祭りの日に飲むことが伝統となっています。
現在は白酒を造っている酒蔵さんはかなり少なく、全国でも数蔵のみとのこと。

豊島屋さんの白酒は、江戸時代からの製法にこだわり続けている逸品です。
こちらのお酒、豊島屋さんの店頭とオンラインショップで3月3日まで限定販売されています。
この機会にぜひ、いかがでしょうか。

あらためて、
ご参加いただいた皆様、神田豊島屋の木村様、ありがとうございました!
毎週土曜日は蔵見学を実施されているそうなので、

ぜひみなさん蔵見学に行ってみてください。


次回のおさけの会はまだ未定ですが、
決まりましたらおさけとホームページや公式アプリでお知らせいたします。

あとがき

あつあつのお燗と冷酒のブレンド、なかなか今まで飲んだことがなく新鮮でした。
3月にオープンする新店のお話もさせていただき、
皆様の「行ってみたい!」のお声がとても嬉しかったです。
「おさけと日本橋三越前」はまだ完成前ですが、
神保町とはまた違った雰囲気のお店になる予感がしています。
またどこかの「おさけと」で、皆様にお会いできますように。

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