トピックス
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日本酒への理解を深め、日々の接客やご提案に活かすため、
「和食日和おさけと」では定期的に酒蔵見学研修を実施しています。
今回は各店舗の店長を対象に新潟県での酒蔵見学研修を実施。
まず最初に訪れたのは、新潟市西蒲区に蔵を構える「たからやま醸造」です。
たからやま醸造は、「和食日和おさけと」を運営する株式会社fermataの子会社でもありますが、
店舗のスタッフが実際に蔵を訪れるのは今回が初めて。
普段お客様へご紹介している一杯がどのような場所で生まれているのか、
造り手の言葉や蔵の空気に直接触れながら学んできました。

明治18年創業のたからやま醸造は、岩室温泉にもほど近い自然豊かな地域に位置する小さな酒蔵です。
長年「宝山酒造」として地域の方々や観光客に親しまれ、最盛期には年間約1万6千人が訪れる観光酒蔵としても賑わっていました。
その後、中越地震や新型コロナウイルスの影響など、さまざまな困難を経験。
事業承継を経て、2024年に「たからやま醸造」として新たなスタートを切りました。
歴史ある蔵や受け継がれてきた酒造りを大切にしながら、新しい挑戦を続けています。

まず目を引いたのが、歴代の内閣総理大臣による「國酒」の色紙。
歴代総理が日本酒を「國酒」として揮毫した色紙を日本酒造組合中央会へ贈呈することが伝統となっており、
蔵内には蔵元へ贈られたレプリカが飾られていました。
歴代総理によって異なる「國酒」の筆跡を見比べるのも楽しいひとときでした。


今回、蔵内をご案内くださったのは、杜氏の渡邊桂太さん。
東京農業大学を卒業後、群馬県の酒蔵で3年間の修業を積み、
宝山酒造へ戻ってきた経歴を持つ、たからやま醸造の酒造りを担う存在です。
杜氏自らの案内で、実際の設備を巡りながら酒造りについて説明していただきました。
たからやま醸造には精米機がないため、精米されたお米を仕入れ、蔵での工程は洗米から始まります。
酒造りには主に周辺地域で育てられたお米を使用しており、
「たからやま」シリーズには酒米
「TAKARAYAMA」シリーズには食用米を用いて、それぞれの個性を引き出しています。

洗ったお米は釜で蒸し上げ、放冷機で適温まで冷ましたのち、次の工程へ。
来季からは新しい洗米機の導入も予定されているそうです。
なかでも印象に残ったのが、麹を運ぶ作業のお話。
以前はシューターを使用していましたが、使用後の清掃なども含めると
人の手で運ぶ場合と労力があまり変わらず、現在は最大120kgもの麹を人力で運んでいるのだとか。
ほかの酒蔵の方から驚かれる作業量にもかかわらず、渡邊さんにとっては「それほど大変ではない」とのこと。
その言葉からも、日々当たり前のように酒造りと向き合う蔵人の力強さを感じました。
歴史ある蔵や受け継がれてきた酒造りを大切にしながら、設備の一新も進めているたからやま醸造。
杜氏自身もほかの酒蔵へ足を運び、設備や酒造りについて話を聞きながら、
より良い酒造りを目指してさまざまな方法を実践しているそうです。
また、たからやま醸造で一年を通して販売している人気商品のひとつが「麹入り甘酒」
気温の高い夏場は温度管理が難しいものの、年間を通して麹造りを行っています。
甘酒は麹の品質が味わいに表れやすいため、
一度に大量に造って冷凍保存するのではなく、なくなるたびに新しく仕込んでいるのだとか。
人気商品の裏側にも、品質を大切にする丁寧な酒造りがありました。

「たからやま」シリーズでは、周辺地域で育てられた酒米を中心に使用しています。
7月1日発売の「たからやま 別誂 越淡麗40%」に使われている「越淡麗」も、蔵人が蔵の近くにある田んぼで育てたもの。
話には聞いていましたが、実際に訪れてみると、本当に蔵のすぐそばに田んぼが広がっていてびっくり。

和食日和おさけと各店舗でしか飲めない、
和食日和おさけとに来たらまず飲んでほしい、
「おさけとの名刺がわり」も発見。
ご来店の際は、ぜひお試しください!

蔵内を見学したあとは、お待ちかねの試飲へ。
今回味わったのは、7月に発売された新商品を含む15種類ほど。
7月1日発売「たからやま 別誂 越淡麗40」
7月27日発売「ゆずのリキュール」
噂には聞いていたものの、まだ飲んだことがなかった店長たち。実際に味わってみると、どちらも高評価でした!!!
試飲を楽しむだけでなく、
店舗で取り扱っている商品の魅力をお客様へどのように伝えるか、おすすめの仕方についても直接相談。
商品の特徴だけではなく、その背景や造り手の想いまで知ることで、店頭でお伝えできることがさらに増えました。
今回の研修では、杜氏から直接お話を伺い、実際に酒造りが行われる蔵の空気に触れたことで、
普段店舗で扱っている日本酒への理解をさらに深めることができました。
ここで得た学びを今後の接客やご提案に活かし、お酒の味わいだけでなく、
その一杯が生まれた土地や造り手の想いまで、お客様へお伝えしてまいります。
ご案内くださった杜氏の渡邊さんをはじめ、たからやま醸造の皆様、ありがとうございました!

たからやま醸造では、造りの時期でも酒蔵見学を行っています。
実際に蔵人が作業する様子を間近で見学できることも。
お酒が造られる現場の空気や香り、蔵人の姿に触れられるのは、造りの時期ならではの魅力です。
見学後には、日本酒の試飲もお楽しみいただけます。
岩室温泉や弥彦エリアの観光とあわせて、
ぜひ足を運んでみてください。

JR弥彦駅などから
「にしかん観光周遊ぐる〜んバス」を利用して、
蔵の目の前までアクセスできます!